いじめといっても質が違う
水曜日, 3月 26th, 2014同級生から2年にわたり、190万円を取られ、不登校になった中学生が10名を訴えたというニュースが載っていました。
驚くのは、返金、謝罪に応じた10名以外の生徒を提訴したというものです。
20名といいますと、クラスの大半です。
しかも、最初にお金を取った生徒が、親の財布からお金を脱いているといえば、お金をくれると広めたというのです。
これは、もはやいじめという次元のものではありません。
たしかに、2年間、190万円という大金につき、被害者生徒の保護者が気がつかなかったのは疑問のあるところですし、学校側の落ち度も認められてしかるべきです。
しかし、適応障害となって不登校に至った被害者生徒側としては、事後的救済としては提訴に踏み切るより他はなかったような気がします。